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療法士の一番大事な素質とは

  「先生、ここで動きが滑らかでない感じがします」 先日の関節モビライゼーションの講座で。2~3年目の受講生がモーションパルぺーション(動的触診)に苦戦している中で1年目の受講生さんが、私にそう言いました。 どれ確認を・・と。 おお、たしかに当たっている。 股関節の関節包内運動 を感じ取るために、ゆっくりと動かします。その中で動きが滑らかでない範囲―rengeを探すのですがこれが最初は中々わからない感覚的なところがあります。 上達には数も必要です。 私は何人もの股関節患者を動かして、健常人も動かしてきました。老若男女です。 練習も必要です。 私は学生のころから全身骨模型の等身大を購入し股関節のROMを練習しました。 自身の身体づくりも必要です。 自分の股関節を滑らかに動かせない人が、感覚を掴めるわけがありません。 しかし、一番大事なのは 丁寧さ なのかもしれません。それを保証するのはその人の精神性でしょうか。その1年目の受講生の子は他の受講生さんよりも人の触り方が丁寧でした。 人の身体を触る仕事に必要なのは要領の良さや効率性ではなく 丁寧さ です。 病院や整形外科のクリニックなどは、いかに単位をこなすか加算をとるかがが目的となってしまっている気がします。 本当はセラピストとして大成するはずの人が「仕事のできない人」のように扱われてしまっている現状に、わたしは疑問を持ち続けています。 市川 悠

治療のA,B,C,・・・

A.筋の触診ができて B.関節の動きを理解した人の動かし方が出来て C.姿勢が分析できて この3つが出来ていれば 新卒であっても患者さんを何とか良くできる これは私、講師の市川が新人の時に実感できたことです。 私はpt1年目から整形外科クリニックの立ち上げに参加し、10年以上のベテランの先輩と一緒にくつわを並べてやってきました。 もちろん、10年以上の先輩に1年目から即時効果という意味で勝つことは難しかったのですが、改善率は決して引けを取らなかったと思います。 これは ①私は学生の頃から整骨院でバイトで筋をさわり続けて(今はコンプラ的にアウトですが) ②前職がジムトレーナーで、トレーニングのフォームを見続けてきて ③実習でakaを使うバイザーに当たり、関節包内運動に興味を持った の3つがあったからだと思っています。 この3つができれば、たとえ新卒であっても整形外科クリニックにすら就職可能でしょう。 ただ、それは治療がしたいと思っているptotに限られます。 世間のニーズは介護職としてのptotに変わり果てつつありますが あくまで当会は医師の指示のもととはいえ 治療ができるセラピストになれるようカリキュラムを組んでいます。